引きこもり発達障害プログラマーのブログ

発達障害当事者が日々の生きづらさ解消のためのことを考えるブログ

引きこもりプログラマー日記5

今回は、おすすめの事業所について書く予定でしたが

その前に注意事項などを書いておきたいので今回と次回は予定を変更します。

 

今日は就労移行支援事業所を利用する上での注意点について。

 

前回までにも少し書きましたが

就労移行支援は就職まで何もかもやってくれるところではありませんし、

利用したからといって必ず就職できる訳ではありません。

 

事業所独自の就職先を紹介してくれるところもありますが選考は普通にあります。

あくまで「支援」をするところです。

履歴書の書き方を教えてくれたり、面接の練習をしてくれたりはしますが

就職活動は自分自身が主体です。

 

就職率については調べてみたんですが、公開している事業所は見つかりませんでした。

「○○人就職した実績があります」みたいな紹介はあるんですけど

何人就職できなかったかは全然書いてないんですよね‥

 

私が利用していた事業所は就職できた人もいれば、できなかった人もいました。

就職できる人の方が多かったですが

入所したからといって油断していると危ないです。

 

特に引きこもりで完全在宅勤務希望の場合は

そもそも完全在宅自体がレア求人ですので、求人を見つけるだけでも大変です。

在宅勤務求人の大抵は「在宅勤務可能」で週1在宅可とか週2在宅可で

完全在宅の求人となるとかなり限られます。

完全在宅希望の場合は、就職活動期間を長めに見積もっておきましょう。

私は半年以上かかりました。

 

 

それから‥これは大事なポイントなんですが、

精神、発達障害者は就職できたとしても離職率が高いです。

 

職場にフィットするかどうか、障害特性をカバーするため無理しすぎてしまうなど

さまざまな理由で離職のリスクはあります。

 

就職活動するとき、あまりにも事業所に頼りすぎてしまうと

もし離職した場合、再就職でつまづくことになるかもしれません。

 

楽な方法を取ってしまうと、後からツケが回ってきます。

 

就労移行支援を利用する時は、そうした離職のリスクも考えつつ

再就職するための力をつけることも大切です。

 

就職するためのノウハウをしっかり学んで、

それを就職活動に活かすことができれば自信につながります。

就労移行支援を使える期間は限られていますので、有効に使っていきましょう。

 

 

次回は、未経験からエンジニアになるのは一般雇用でも大変だよという話です。

 

前回の記事を読んで「障害者雇用で未経験からエンジニアになるのは難しいのは

分かったけど、一般雇用ならそれほど難しくないんじゃないの?」と

思われた方がいるかもしれませんが、そんなことはないです。

今のIT業界は「人手不足とは言ったが、未経験者を雇いたいとは言っていない」