引きこもり発達障害プログラマーのブログ

発達障害当事者が日々の生きづらさ解消のためのことを考えるブログ

引きこもりプログラマー日記3

今回は就労移行支援事業所についての話です。

 

就労移行支援事業所とは、職業訓練や就労へ向けてのサポートを

行ってくれるところです。

基本的に障害者手帳を持っている人向けのサービスです。

 

参考サイト

www.atgp.jp

 

前年度の世帯収入によりますが、多くの人は無料で利用できます。

利用できる期間は1年から2年程度です。(自治体によって異なります)

 

訓練内容は事業所によって様々です。

最近は精神障害者発達障害者専門の事業所も増えてきています。

 

私が行ったところでは、WordやExcel、プログラミングなどパソコンを使った学習や

ビジネスマナー、履歴書の書き方、面接練習などの就職活動対策が主な訓練内容でした。

 

面接に同席してくれるなど就職活動のサポートも行なってくれますが

あくまでもサポート。就職活動するのは障害当事者本人です。

就職先の紹介があっても選考は普通に行われます。

就労移行支援所に通ったからといって必ずしも就職できるとは限りません。

就職活動はタイミングや巡り合わせも重要なので、就職できないこともあります。

あくまで支援事業なので、頼りきり、任せきりでは良くないです。

 

「就労移行支援所」で検索すると、

「就労移行支援所 意味ない」「就労移行支援所 ひどい」「就労移行支援所 金儲け」

などのサジェストが出てきます。

残念ながら、就労移行支援に限らず障害者向けのサービスやビジネスには

悪質な業者が混ざっていることがあるようです。

そんなところばかりではないと思いますが、

もし利用したいのならば事前にどんなところかよく調べた上で

複数の事業所を見学や体験入所して、

自分に合っているところを探すことをおすすめします。

利用できる期間が決まってますので、慎重に探したほうがいいです。

 

引きこもっている人におすすめなのは、在宅訓練ができる事業所です。

私はほぼ家から出ずに訓練から就職活動して今の会社に入りました。

 

在宅訓練できるところも増えてきているようです。

引きこもりにはありがたいですね。

 

 

次回は、プログラミング学習ができる事業所と、

障害雇用におけるITエンジニア採用の現実についての話です。